こんにちは、落車王です。本日はNDロードスターに取り付けられているOdula OverDrive 蹴脚車高調の車高調整を行いたいと思います。
その前に、車高調の車高調整ってなんか変ですかね、タイトル笑 まぁ、いいか(日本語苦手だし笑)
rakushaking.hatenablog.com
☝は先日のOdula車高調の街乗りレビュー記事です今回のセッティングの方向性はちゃんとあります、見た目のためにやるわけではありません。まずこのOdula車高調はフロントのバネレートがリアよりも高く基本的にアンダーセッティングです。また、吊るしだとリアがフロントよりも10mm以上低くなる(ホイールセンター〜フェンダートップ)のが特徴でケツ下りです。つまり、完全にOdula車高調はめちゃめちゃアンダーなセッティングですね。おそらくサーキットにてブレーキング残しながらのターンイン時のリアスライドを抑制するためだと考えています(テンダー付けてるのもリアのトラクション抜けからのオーバーステア回避だと思います)。ちなみに純正は逆にフロントがリアよりも10mm低くケツ上がりになっていて、どちらかと言うと純正はリアがナーバスなセッティングだと思います。漢はケツで語らないとな!!!(※上記は調整後)
この前提を元に、今回はよりニュートラルステアを目指していきたいということで、フロントを10mm下げ、リアを逆に10mm上げたいと思います(※リアについては8jを入れるためのフェンダー回避の狙いもあります)。
作業前に、どのくらい下がるのか上がるのかを計算しておきます。サスペンションレバー比が、ロードスターの場合、フロントが1.4くらい、リアが1くらいって誰かから聞いてので、それを考慮して計算しなければなりません。
下の画像で右とか左とかxx mmとか適当に書いてあるところは、ロックシートとロックシート(ロアブラケット側)の距離を示しています。基本的には、この距離を基準に車高の調整をすることになります。
上のようにまずは、車体からホイールを取り外し、「ここを基準!」と書かれた場所を測ります。これを基準に下げる量を計算しましょう。
下げる手法
①赤矢印の向き(反時計回り)にロックシート(ロアブラケット側)を緩めます。
②ロックシートを緩めた分だけが下げる量になりますので、今度は上のロックシートを黄色の向きに(時計回り)に回しブラケットにねじ込んでいきます。
③最後にロックシート(ロアブラケット側)を締め込み、「ここを基準!」の長さを調整できれば終了です。
上げる手法
①ロックシート(ロアブラケット側)をゆるめます
②今度は上側のロックシートを赤向き(反時計回り)に回して、ショックを伸ばしていきます
③最後に伸ばした分、ロックシート(ロアブラケット側)とブラケットの間に隙間ができるので隙間を無くすようにロックシート(ロアブラケット側)を締め込みます
④最後に「ここを基準!」の長さを調整できれば終了です。
これ実は結構簡単ですよ!ショックがねじ込まれている分を長くしたり短くしたりするだけで車高を変更できるのです!全長調整式って結構シンプルな構造だ。
実際の作業
フロント35㎜くらいダウンですが、ローダウン対応のジャッキでもスロープがないと、ジャッキを全下げした際に抜けない可能性があります。スロープは用意しておくように、気を付けましょう。
フロントのジャッキポイントは、メンバーの位置です。結構ジャッキポイントが狭く外れやすそうなので、気を付けましょう。
ダブルウィッシュボーンの形状は美しいですね。。
先ほどの説明のように、フロントは下げたいので、上のような向きで回していきます。ロックシートを締めこめば、ショックが白矢印の方向に入っていくので、短くなっていきます。リアはデフマウントの奥の場所にジャッキポイントがあります、
ここです!☝
リア側はうまく写真が取れていなかった涙ので、矢印の向きは割愛しますがほぼ同じ要領で出来るはずです。結構ホイールハウス内は狭いので、軍手は必要ですよ
Before&After
左のように、吊るしではリアがケツ下がりなのでタイヤにフェンダーにかぶってしっています。右が調整後です。フロントがやや下がり、リアが上がっています。フェンダー~ホイールセンター計測で、フロントが11㎜下がり、リアが10㎜上がりました。だいたい意図通りの車高になってホッとしました笑
心なしか車高下げたら、ボンネットがすごく長く感じる??ヤバいカッコイイんですけど!
必要な工具まとめ
・フロアジャッキ
・リジットトラック(うま)
・スロープ
・調整用レンチ
☞私は車高調自体が初めてで調整も初めてですが思った以上に簡単でした。ジャッキもロードスターの車重であれば通常の2tタイプで問題ないですね。レンチだけは注意してください、付属のモノは大抵幅が狭くロックシート(社外のはアルミ製でなめやすい)を傷つけてしまうので、調整時は以下のようなちょっと幅広めのレンチがオススメですよ。
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