ホンダF1最後の最後に年間チャンピオンを獲りましたね。F1撤退してしまうのが本当に残念ですが、まさに有終の美を飾ったと言えるでしょう。今回のF1のホンダ最終レース(アブダビGP)、これはまさに名レースと言えるのではないでしょうか?
- ①ホンダが2021年で撤退で総合優勝を狙えるラストチャンス
- ②ホンダとメルセデスが同ポイントで最終戦を迎える
- ③誰もが勝てないと思ってた最終周で大逆転
- ④パワートレインがPUになってからメルセデス以外の年間チャンピオンが決定
- ⑤ホンダF1が総合優勝したのは30年ぶり!
- おまけ
その理由を解説を交えながら説明していきます。
①ホンダが2021年で撤退で総合優勝を狙えるラストチャンス
ホンダほどF1というカテゴリーに拘ったメーカーはありません。社長は自動車業界を取り巻く環境から再参戦も考えてないと会見でも話されていますから、本当に最後に総合優勝を狙える年が2021年シーズンだったのです。
②ホンダとメルセデスが同ポイントで最終戦を迎える
一時期はホンダF1を駆るフェルスタッペンがリードする時期もありましたが、やはりメルセデスF1のドライバーであるハミルトンは強力なライバルで最終戦で同ポイントで迎えることになります。
※サウジアラビアGP時点の総合ポイント
③誰もが勝てないと思ってた最終周で大逆転
最終週直前までセーフティカーが入るまさかの大混戦に。フェルスタッペンのブレーキングを限界までぎりぎりまで遅らせてとんでもないインの突っ込み!でハミルトンをぶち抜きます。この後もハミルトンも何度か仕掛けたりドラフティングで近寄りますが、このままフェルスタッペンが突き放しゴールしました。後半のコーナーは異次元の速さで痺れました笑
④パワートレインがPUになってからメルセデス以外の年間チャンピオンが決定
実はF1はPU(Power Unit)というくらいなので、ハイブリッドエンジンです。発電用のモーターなどを搭載しています。じつはこのPUになってからメルセデスのPU以外一度も優勝していないのです。その殻をホンダPUが最後のシーズンでぶち破ったのですから、本当に執念を感じますよね。
このホンダPUは、この名レースと共に伝説となるでしょう。
⑤ホンダF1が総合優勝したのは30年ぶり!
誰もが知る悲劇のチャンピオン、アイルトンセナのドライバーズチャンピオンをさかのぼり、なんと30年ぶりの優勝。ホンダPUはmakura-供給時代は壊れやすいとか批判をたくさん浴びていただけに、とても重みを感じますよね笑 ある意味レッドブルはホンダPUに目を付けたのは相当に良かったのかもしれません。
おまけ
実はホンダはラストに勝つのが好き
F1ではありませんが、去年もスーパーGTで誰もが勝てないと思ったホームストレート約数百メートルで大逆転。この時のレイブリッグチームは2020年で解散で、この一勝をすれば総合優勝のところでスープラGTとデットヒートを繰り広げていました。実はこれは偶然ではなく勝利の原因は完全に戦略です。NSX GT500はスープラGTに対してストレートが遅くコーナーはやや速いというポジションでしたが、車両自体が燃費に優れていたこと、コーナー侵入時にシフトダウンせずにアンチラグをあまり使用しなかったこと、最後までピットインしなかったことでスープラGTに常にプレッシャーを与え続け、なんと最後のホームストレートでガス欠したスープラは走り切れず、NSX GT500がまさかの大逆転。感動しますので是非下の動画をご覧ください笑 これもF1に並び名レースと言えるでしょう。
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