こんにちは、今日はEV車がサーキットを席巻する、恐ろしい時代の幕開けを感じたことをここで表明します。
↓ドリフトモードがあるモデル3
テスラ モデル3。という車、これはアメリカから来た黒船である。もはや狂気すら感じる。なぜなら、パワートレインはノーマルのまま、足回りとブレーキだけ弄ったライトチューン仕様で筑波2000を走らせたらとんでもないタイムが出ているからである。
なんとそのタイムは1分1秒。チューニングにかかった費用は100-200万円だそう。本当に恐ろしい...。
ライトチューン仕様で筑波2000を1分1秒で走行
ポルシェ911GTRSに肉薄!?
筑波2000を知らない人だとわかりにくいかもしれないが、このタイムは恐ろしく速いのです。なぜかというと、ポルシェのフラッグシップの911 GT3 RS(公道をギリギリ走れるような車)と同じくらいのタイムだからである。
タイムは1分01秒11
価格は3413万円。
もちろんGT3RSは激速で見た目も重そうだが、1420kgとフルエアロであることやサイズから考えると結構軽い。
しかしながら、テスラモデル3は1800kgと、スポーツカーとしてはかなりのヘビー級。なぜなら、これはEVであると同時にスポーツカーではない4ドアの車だからなのです。ちなみに、馬力的には、パフォーマンスグレードでは510馬力とGT3RSに肉薄。しかし、パワーウェイトレシオについては、圧倒的に負けている。それでも速いのはガソリン車では成し遂げられなかった、パワートレインやバッテリーの恩恵を受けた低重心化によるものかもしれない。もしくはモーターによる大トルク。もはや、新時代では、水平対抗エンジンやロータリーエンジンでは成し遂げられないくらいの低重心化も達成できるかもしれないし、トルクの出方的にもコーナーの脱出速度が恐ろしく速いのかもしれない。
恐ろしき価格
テスラモデル3が恐ろしいところはパフォーマンスだけでなく、価格面にもある。先程チューニングの費用をお伝えしたが、
4,290,000円
という価格から購入できる。しかもこれは、補助金なしの場合の価格である。これにチューニング費用を合わせても600万円程度で抑えられるのではないか。トップグレードでも700万円程度、意外に安い(笑)
ちなみに、昔FD2型シビックタイプRが1分フラットを狙った際には、おおよそチューニング費用に1000万円かかったという(ベスモのjs racingの話を見ると)。s2000については、2000万円くらいかかってるらしい笑
なんたることか。EV車はお金かかなくても十分に速いじゃないか。
パフォーマンスの割に安い
シビックタイプR
私のFK8型シビックタイプRは、新車販売は450万円くらい。
まさかの、補助金なしのテスラモデル3の方がお買い得である。シビックには補助金はないし、前期型はADASもつかないから保険や税金も高い。それはいいとして、シビックタイプRはたしかに速い、でもノーマルでは筑波で1分6秒くらい。これでも十分速いタイムだが、モデル3のライトチューンに比べると明確な差がある。しかも、FK8はちょっと足を弄ったライトチューンでは1分1秒はおそらく狙えない。このタイムを狙うには、エンジン、足回り、ブレーキ、機械式LSD等をトータルでチューニングしなければならない。もしくは達成できない。実はのところ、シビックに限らず、ガソリン車にとってライトチューンで1分フラットのタイムを出すのはかなりハードルが高い。スポーツカーならまだしも、やはりテスラのような普通のセダン型EVのモデル3がこんなタイムを出してしまうんだから、恐ろしいとしか言えない。
ガソリン車で成し遂げるのは容易ではない1分フラット近いタイムをライトチューンで成し遂げてしまう
まとめ
①常識外れなくらい重いのにサーキットで速い
②ガソリン車よりもトータルで見れば安価(ライトチューン+車体価格)
③4ドアの普通のセダンで実用性が高い
④今後も税金面で維持費が有利になる可能性も有
20年後のサーキットはとても静かで、騒音規制なんてなくなってるかもしれない。と筆者は感じました。EVの波はサーキットのアタックシーンでもきているんだなと思います。ちょっと気になるのは、タイカンなんかはもっとタイムが出るんじゃないかなとか思ったりします。私たちど素人も、もしかしたらお金をかけずにサーキットで速く走るのならテスラモデル3はかなりアリな選択肢かもしれません(※速い=楽しい、とかは別として)。どちらにしても、そこのあなたも、サーキットでテスラにぶち抜かれる日は近いですよ。
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