全日本ジムカーナ参戦車両のインテグラRに装着されていたナルディのクラシックを譲っていただいたので、ロードスター大学のNDに移植しました。
ナルディクラシック
貰い物なので少し皮が剥がれてるところやひび割れてるところもあります。ただ、これも味わい深い感じなのと、なによりもジムカーナ場でバトルした戦歴のように感じてしまいますよね。いやあ、カッコいい。そのうち皮の補修を考えましょう。
ND専用ボス
今回はラフィックスは装着しないので、安心と信頼の頑丈なダイケイのボスです。このスチール製ボスは、とにかく頑丈で質実剛健、なんだかんだサーキット場での使用率はナンバー1だと思います。価格的にも手頃でエアバッグのキャンセラーなども付属しお買い得だと思います。
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必要な工具
今回は、六角レンチ、ソケットレンチ、ドライバー(なくて大丈夫)、トルクレンチ、ホイールレンチを使いました。付け加えて、後で登場するステアリングプーラーを使いました(※コレが重要なのに写真写ってない笑)
バッテリーターミナル外し
作業の開始時は、エアバッグ誤爆や警告灯を避けるためにも、バッテリーを外して1分間放置します。これはバックアップ電源の放電を待つためですね。ちなみにECUのバックアップ電源が1分ももつようなものはほぼ聞いたことがないですけどね笑
爆弾除去
ステアリングのコラム周辺を見ると、穴が3箇所あるので、そこに六角レンチを突っ込むとストッパーがあり、それを3つ分全部押し込むと外れます。コツを掴むのに時間がかかり、何だかんだ外すのに1時間くらいかかりました笑 マイナスドライバーよりも六角レンチの方がやりやすかったですね。もちろんL字になってない方を突っ込みます。
爆弾処理
これが爆弾です、地雷です。危ないので触らないでください(※嘘です)
これが展開すると火薬のにおいが凄いですね、花火大会のにおいがします。
センターロック外し
センターロックをホイール用のレンチで取ります。固着しているのか結構なトルクで閉まっていたので長めのレンチを使うことをお勧めします。
ステアリングプーラーでステアリング抜き
これがNDロードスターでは鬼門らしい。私は先代の教えを元に、ステアリングプーラーを購入していたので、比較的容易にステアリングを外せました。この工具があれば簡単にステアリングは取れます。これないとしんどいです。
エアバッグキャンセラー装着
ボス装着前にダイケイに付属するエアバッグのキャンセラーを装着します。装着したらボスカバーにまとめて入るように養生テープなどで、ひとまとめにしておくと良いですよ。
ボスとアジャストスペーサー装着
ボス装着後、ややステアリングセンターがずれたので、アジャストスペーサーを装着しました。これあるとすごく便利です。センターずれるのが前提なので、ハンドル交換をDIYでする場合は購入はほぼマストで考えておいた方がいいですね。
ステアリング装着
うひょーーーー!このエアバッグがないという開放感、たまらんですね。今考えたら昔の車なんてエアバッグがないのは当たり前で、2点式のシートベルトで頭はステアリングにゴッチンの時代ですからね、今が過保護なくらい安全なんです。(と思うことにした) どちらにしてもエアバッグなんて生涯一度も開かないでその車の人生も終わることも多いですしね、もちろん人の方も一度も展開させたことのない人はいるはずです。(私は2度展開させたことを思い出した)
今回はスペーサーも装着
ダイケイのボス+アジャストスペーサー10mmではハンドルがやや遠かった(それでも純正よりは近い)ので、プラスアルファで25mmのスペーサーを追加しました。テレスコがないおかげで、純正のステアリングはかなり遠かったのですが、これでかなりGOODなポジションになりました。純正だと180度転舵する際にハンドルが遠くてシートから肩が離れてしまうんですよね、コレがなくなるので、根本的なドライビングポジションの改善になります。より正確な操作が可能になるのでタイム向上にもなるかもしれませんね。次回はインプレの回としたいと思います。
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