Web Analytics Made Easy - Statcounter

ロードスター大学

理論派ドライバーの自動車日記

【NDロードスター】テンダースプリング付き車高調が良さそうな理由

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

本記事はNDロードスターに限らず、チューニングにおいて重視すべき内容の記事です。テンダー付きが良いと思った理由、主な理由はフルブレーキング時の制動力の向上とストリートでのトラクション向上です。意外と知られてないテンダースプリングの動き。テンダースプリングとは下の画像にある各断面のスプリングのことを指しています。
f:id:rakushaking:20210823211423p:plain
引用(HYPERCO:テンダースプリング)
ちなみに、今回購入したOdula車高調はこちら。f:id:rakushaking:20210819212148j:plain
とてもわかりやすく、オレンジで塗られた部分がテンダースプリングです。

rakushaking.hatenablog.com
街乗りレビューはこちら☝
①フルブレーキング時の制動力向上
通常の車高調(メインスプリングのみ)の場合

f:id:rakushaking:20210823223711p:plain

伸び側については、メインスプリングのみですと硬ければ硬いほどブレーキング時に伸びなくなります。要はタイヤが浮き地面に接地しなくなります。結果的にフロントタイヤでばかり制動力を発揮することになり、フルブレーキング時にはすぐにABSが介入してしまうでしょう。

テンダー付き車高調の場合f:id:rakushaking:20210823223729p:plainテンダースプリングは0G状態(極端にいうと車が浮いている状態)ではないとその効果を発揮しません。つまり通常の接地している1G状態では、その効果はなくスプリング自信は密着しています。しかし、フルブレーキング時にリアが浮き気味になれば、リアは限りなく0G状態に近くなりますから、テンダースプリング部分が伸び地面にタイヤを接地させることができます。これにより、ブレーキング時に4輪を効率よく使えるため制動距離を縮めることができるのです。これは車高調のメインスプリングのバネレートが高くても低くても有効だと思っています。バネレートが高いと伸び側も通常硬くなりますから浮き気味になりタイヤと地面の接地性が悪くなります。また、バネレートが低くても車高調の時点で純正よりはストロークが落ちてますから浮き気味にはなりますので、どちらの場合であってもあった方が良いように思います。
②リアトラクション向上
①の話の流れから分かると思いますが、リアのトラクション向上。まず、第一前提として、純正より硬くなっている時点で地面への追従性は悪くなっています。特にFR車の場合はリアの追従性が悪くナーバスですと、スピンの危険性があったりコーナー後期で踏めなくなります。それを抑えるためにもリアにテンダーが付いていれば、大きなギャップで跳ね返さたり段差があったとして0G状態になっても、テンダースプリング分だけ伸び側に伸びますので地面に接地し追従することができるのです。f:id:rakushaking:20210902204627p:plain
結果的にギャップがあっても安全に速く自信を持ってガンガン踏んでいけるのです。トラクション向上にもテンダースプリング付きは効果ありなのです!特にロードスターのような軽量な車はギャップで跳ね返されやすいため、トラクション抜けの対策として効果的であると考えます。
いかがだったでしょうか?上記が私が考えるテンダー付き車高調(ツインスプリング車高調)の良いと思った理由です。少しネックなのは価格です。。私が調べた限り一般的な有名メーカー品で安いのはHKSのハイパーマックスIV SP(ロードスター用)でした(※厳密にはこちらはテンダーではなく丸断面のヘルパー)。やはりTEINやBLITZなど低価格帯の車高調だとついておらず、サーキット車高調などより走りを意識したものについている傾向です。是非車高調選びの際に検討してみてください!

↓クリックしていただけるとランキングポイントに反映されます、モチベ向上のためクリックして頂けると大変うれしいです!!!(※変な場所には飛ばされませんので安心してください!)
にほんブログ村 車ブログ カーライフへにほんブログ村 車ブログ スポーツカーへにほんブログ村 車ブログ オープンカーへ